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スピリチュアル本は数限りなくあります。素晴らしい本を全て紹介し切れませんが一部をこちらで紹介します。こだわりは「百害あって一利なし」。読書が嫌いな方は以下のものを読んでもらえればスピは十分だと思います。

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スピリチュアルな想いを形に
2019.06.02 Sunday | Category- | -

ダライ・ラマ14世『人間はひとりで生きられない』【書籍紹介・抜粋コラム】
人間はひとりで生きられない (学研M文庫) 2012年11月は、主にブッダダライ・ラマ法王の法話・講話など著作集の読書月間としていました。ちなみに毎回記事で紹介したり、小さく画像で紹介している本は、僕自身が読んでいる(読んだ)ものです。

ダライ・ラマ法王の著作を読んでいると理知的な感性が磨かれるような気がしてなりません。法王の言葉を思索することを通して読書体験が瞑想のようになっているのかもしれません。法王の著作を読みながら人生に対する考え方を改め引き締めていかなければならないと感じてしまいます。

近年の第14代ダライ・ラマはチベット仏教最高指導者というより平和・倫理道徳のメッセンジャーという印象が強く講話本は毎年のように新刊が出版されています。まず本書が1995年に出版された『空と縁起―人間はひとりで生きられない』の改題・文庫化、復刊本であることを記しておきます。

僕自身、新刊だったのでそれと知らずにネット注文してしまった経緯があるのですが読み終えてみると、早まって購入して良かったと感じるくらい充実した内容で、その理由はあとで述べます。

本書の基となった『空と縁起』は、1993年にイギリス、ロンドンで行われた法話『ザ・パワー・オブ・コンパッション(慈愛の力)』を訳者(大谷幸三)がテキスト化したものに特別にダライ・ラマ法王自身が直接加筆したものの翻訳でイギリスのハーパー・コリンズ社から出版されている同名タイトルの邦訳ではないそうです。

1993年当時ダライ・ラマ法王は60歳。油の乗り切った時期です。93年頃というと日本はバブル景気後期、アメリカでは「転生」、国内では「精神世界」と呼ばれる分野に注目が集まり、インド哲学やヨーガに関しても大いに盛り上がりを見せていた特異な時期だったようです。

そのような時流だからか、今では質疑応答でもほとんど問われない「転生」や「意識と無意識」「高度なヨガ・タントラ」「ゾクチェン」についてなどの“深遠な問題”について明確に返答しています。ですから一般読者にとっては難解な面もあるかもしれませんが、その分、探究心がある方にとっては読み応えがある充実した内容としてまとめられています。
ダライ・ラマ ゾクチェン入門ダライ・ラマ ゾクチェン入門
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ Tenzin Gyatso H.H.the Dalai Lama

春秋社 2008-08


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先日は最新刊『ダライ・ラマ宗教を超えて』を読み終え、そして過去の講話も読むことになりましたが時代を経ても法王自身のメッセージにはブレはなく仏教をもとにした哲学的な面と科学的な面とを統合したような健全な人間としての生き方の指針を与えてくれるような内容です。

法王自身は仏教の考えをベースに物事にあたっているわけですからシューニャ〉[空性自我の不在=無我の概念から離れることはありません。自我というものが幻想だということを語ります。それでは、チベット仏教でも語られ、スピリチュアルな分野でも語られる生まれ変わりの意識研究、輪廻転生の考え方はどうなるのか。

《自我》とは、輪廻を生み出すところの無知なる意識であり、事物はそれが知覚する対象物である、と。そして、このような認識の幻想を看破することによってのみ、われわれは存在の働きに終止符を打つことができるだろう。
――『人間はひとりでは生きられない』より

ここでは詳しく述べないけれど転生するのは私自身ではないと最近は思索する時に感じます。ですが、同時に“わたし”が転生したとも感じます。また仏教でいわれる私だと感じるものが幻想であるといわれる意味も薄々掴めてきます。ダライ・ラマ法王は、仏教ベースに教えを説くので僕はその考えを絶対視することはしません。

 《空》でさえも、それは存在の究極的な本質だと考えられているが、絶対的なものではないばかりか、独立して存在することはない。《空》を現象の独立した基底として認識することはできない。
 ・・・(中略)・・・
 《空》という言葉を、究極の真実であるもの、あるいは、絶対的なるもの、とする誤りをおかしてはならない。それでもなお、《空》はむしろ究極的な真実と呼ばれるべきなのである。なぜなら、《空》は存在の法則に深く根ざした洞察力がその目的とするものだからである。
――『人間はひとりでは生きられない』より

上記のダライ・ラマ法王の話には、読んでいる側に「うまく折り合いをつけてくれないか」といった希望が託されているように感じます。インド・ヒンドゥー思想家が有神論をベースとした哲学を語り、ヴィヴェーカーナンダオーロビンドなどもそれにあたりますし、キリスト神秘思想家もイスラーム神秘家も同様に“絶対的なるもの”(Absolute Being)を本質だと想定しています。
普遍宗教への階梯―スワミ・ヴィヴェカーナンダ講演集普遍宗教への階梯―スワミ・ヴィヴェカーナンダ講演集
スワミ ヴィヴェカーナンダ Swami Vivekanada

コスモスライブラリー 1998-08


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スピリチュアル・エボリューション―オーロビンド・エッセンススピリチュアル・エボリューション―オーロビンド・エッセンス
オーロビンド ゴーシュ Aurobindo Ghose

アルテ 2011-08


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この立場の違いは、その宗教がどのような形態で成立してきたのかを考えると判ります。仏教は「反バラモン教」から生まれた宗教で、バラモン教にどうやったら対抗できるかを考えたとき、バラモン教の崇拝する“神”を否定することで自分の立ち位置を確立したわけです。絶対的なるもの《ブラフマン》に対立する《空》の概念。この二つの対立概念を双子の概念と考えると解釈しやすいような気がします。ただ、もっと奥まった議論があることはありますが。そこに踏み入ることをしないのもときには必要かと感じます。
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スピリチュアルな想いを形に
2012.12.02 Sunday | Category[2]霊的偉人:ダライ・ラマ | comments(2)

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2019.06.02 Sunday | Category- | -

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はじめまして。

以前からブログ読ませてもらってます。
このブログでテルさんが紹介された本を、自分の直観で何冊か購入しました。

最近はショックなことがありブログ読まなくなっていました。

今回、紹介された本はいつか購入したいと思ってます。

| 美月さん | 2012/12/02 11:24 AM |
はじめまして、美月さん。

たいへん参考になった本などを紹介しているので、購入の参考になっていれば幸いです。
ショックなことなどあると気分がめげますが、できるだけ気分を前向きに修正しながら
ゆっくりと探究されるのがよいと思います。のんびりでもOKといいますか。
| Teru Sunさん | 2012/12/02 2:10 PM |










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