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【ユング自伝の真相】『ユング伝記のフィクションと真相』【感想紹介】
ユング伝記のフィクションと真相カール・グスタフ・ユングといえば伝説的な精神・心理学者スピリチュアルな造詣にも深く関わっている人物なので私自身とても興味を持ってユング心理学を独学しているのですが、そんな私も感銘を受けた『ユング自伝―思い出・夢・思想』についての真相を明らかにした内容の本を読んでみました。

はじめに断っておくとユングについて興味がある人でも、ユングについて知らない人が一番初めに読むような内容ではないので、そんな人にはオススメはしません。とても混みいった内容なので私自身も過去に読んだ蓄積がなかったら全く理解出来ないものだったと思います。

さてさて、本書『ユング伝記のフィクションと真相』は精神医学史・心理学史専門のソヌ・シャムダサーニ教授C.G.ユングに関する自伝・評伝にまつわる真相を精緻に調べ上げた書名に相応しい労作です。

私自身、本書を読むまでは世界的ベストセラーとなったアニエラ・ヤッフェ著『ユング自伝―思い出・夢・思想』が彼自身によって正当に認められた“自伝”であると認識していました。しかし、真相がそう単純なものではない事を本書は明らかにしてくれます。今まで国内では「ユング心理学入門書」のように扱われてきた『ユング自伝』や伝記が彼を語るには余りにも乏しい資料から引用されて執筆されている事などが事細かに書かれていて衝撃を受けました。

またユング自身は『ユング自伝』は自分の著作ではなく彼の秘書であったヤッフェ夫人による「ユング回想録」になると理解していたと書面でシッカリと書き遺していた事も知りました。ユングは『ユング自伝』について「(その本は)私ではなく彼女の名前で出版されるべきです。私自身が構成した自伝にはなっていないから。」と著作権管理者の義理の息子に書送っているんです。

本著者は『ユング自伝』の他にも国内外で出版されたユング伝記類にも幅広く言及して、その内容の矛盾点や伝記としてのウィークポイントをさまざま挙げています。国内で出版されているものでは、ゲルハルト・ヴェーア『ユング伝』『C.G.ユング―記録でたどる人と思想』,バーバラ・ハナー『評伝ユング―その生涯と業績』も含まれています。さすが心理学史専門だけあって、各評伝に対するその分析は見事です。改めてユング自身の精神史・心理学について知りたいと思う気持ちを深く持たせてくれる内容でした。ユングは「自伝」について以下のように率直に語っていたようです。たしかにそうです、なるほどと思わせます。

私は常に自伝というものを疑ってきました。なぜなら人は決して真実を語れないからです。人が正直であるとか、あるいは人が正直だと信じている限り、それは幻想か、もしくは悪趣味です。[p193]

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2012.01.20 Friday | Category[4]霊的偉人:カール・ユング | comments(0)

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