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スピリチュアリズムと神智学
The Secret Doctrine今回は少しオカルティストの領域を歩いてみようと思いました。でも、ビギナーさんたちは、たぶん迷宮に入っちゃうと思うのでサラッと読むだけで大丈夫だと思います。約100年前のオカルティストとスピリチュアリストたちの攻防の後を追うだけですから。

それで今回の主役はマダム・ブラヴァツキーという神智学協会の創始者。女性オカルティストのお話です。マルキデス『メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道』でも名前が挙げられていましたからわかる人もいると思います。タイトルの通り彼女がスピリチュアリズムに批判的だったものをまとめてみました。

ブラヴァツキーは、スピリチュアリズム死者の魂とコンタクトを取るという理論」に関して大きな批判を行なうことはしなかったようですが、神智学のライバルだったスピリチュアリストたちの見方に、とても批判的でした。ちなみに人智学のシュタイナーも批判的でした。

スピリチュアリズムに対するブラヴァツキーの論文は以下のようなもので、「スピリチュアリストが交霊会を通して霊媒(ミディアム)たちがコンタクトを取ると主張している故人のいわゆる「霊」(Spirit)は死者本人ではなく、死者が残した下位個性(lower personality)であって死者自身の魂(Soul)でない」と語り、ブラヴァツキーは、この残りを「エレメンタリー」(Elementary),「幽霊」(Spook)――または後の神智学者とオカルティストが「シェル」(Shell)と呼ぶもの――だと語り。このように説明しています。

動物的要素(アニマル・エレメント)または“ドリーム・ボディー”という欲望の力(死後、死者自身が抱く飽くなき願望のために凝集されたもの)、すなわち、彼が体を持っていると思っている間、アストラル・バイタリティーが行動・思考し、それが「幽霊」「カーマ・ルーパ」(Kama rupa)を形成する。 私たち神智学者は、高位マナス(higher Manas)が、死後にモナド(Monad)と合一しデヴァチャン(Devachan)に入ることを知っている。下位マナス(lower Manas)、または動物的心(animal mind)の残滓は「幽霊」(Spook)を形成する。これはそれ自体で生命を持つが、ほとんど少しも意識を持たず、いわば死者の代理で行動しているようなものだ。

『Blavatsky Collected Writings 1888-1889』p.217

ブラヴァツキーが説明する“シェル”またはその“幻影”として非物質体の個性(目に見えない体を持った個性)を理解することは、実は「幻影」 (eidolon)、死後に残る感傷的な影についての古代ギリシア文学的(ホメーロスなどの)霊魂観に由来しています。ブラヴァツキー自身は非常に博識で古代ギリシア文学をよく理解していました。しかし、彼女はスピリチュアリストたちの現象すべての説明として、古代ギリシア文学的、霊魂観を適用することによって新たな解釈(曲解)を加えましたスピリチュアリストは、人間の存在すべてにではなく、非物質体の魂、しかし、断片的な下位の個性の残滓だけにしか波長を合わせてはいない。

しかし、このブラヴァツキーの論文だけでスピリチュアリズムとスピリチュアリストすべての問題の真相に解釈を加えることは出来ないでしょう。それほど単純なものではありません若干のケースでありますし、それは実際に、さまざまなタイプの霊媒現象が存在します。

ブラヴァツキー自身も霊媒であり、非物質のアデプト(大聖方)とコンタクトを取っていたと自称する霊媒の一人。霊能者の一人でした。そして彼女はさまざまなトリックにもたけ、霊能力とトリックを演出していることも事実として残されています。当時、スピリチュアリズムと神智学には相容れない問題が存在したことは確かです。 またブラヴァツキーが短い間でもオカルティストの師としてマックス・テオンのサークルに加わって教えを受けていたという話も興味深いものです。ブラヴァツキーの「神智哲学」は、マックス・テオンの「宇宙哲学」に良く似ていると言われてもいます。

秘教サークルの教えというのは、元を正せばプラトニズムと東洋的なアドヴァイタなブラフマン,仏教的なニルヴァーナに収束されるようです。
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スピリチュアルな想いを形に
2010.04.10 Saturday | Category[2]スピリチュアル:近代神智学 | comments(0)

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2019.09.01 Sunday | Category- | -

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