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スピリチュアルな想いを形に
2019.06.02 Sunday | Category- | -

ルドルフ・シュタイナー 【シュタイナーの人生と教えの概観】
ルドルフ・シュタイナー いつもブログ記事を一つか二つ読んだだけで私を理解したと勘違いして一方的なコメントやメールをしてくるせっかちがいます。私がシュタイナーに共感する部分も沢山あります共感しない部分もあることから書いておきます。

アントロポゾフィー医学
シュタイナー教育

これらには、かなり共感します。シュタイナー医学は欧州で生まれた東洋医学のような趣がありシュタイナー教育は人間を育てる「情操教育」として、とても優れていると感じます。


ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925)は、著名なオカルト哲学者のオーストリア人です。

彼はゲーテ作品にかなり影響を受けているといわれています。ゲーテ研究の後「神智学協会」の教義に傾倒し、ドイツに支部を設立。ブラヴァツキー神智学の世界観(「太陽系七界」という宇宙観,宇宙サイクル,宇宙サブサイクルなど)に明らかに影響されていますが、シュタイナーのアプローチと教えは他の神智学者のものと著しく異なっています。

多くの神智学者らがブラヴァツキーのインスピレーションに感化され「オリエントの神秘主義」―インド,チベット―に目を向けたのに対して、シュタイナーはあくまでヨーロッパの神秘主義者でした。彼は特にヨーロッパのオカルティズム(神秘主義),エソテリズム(秘教主義)、キリスト教(クリスチャニティ)に興味があり、1907年に薔薇十字会に入会。1910年までに福音書についての多くの講義行なっています。日本で翻訳されているほとんどは、その講義内容を翻訳したもの。彼は福音書講義によって多くのドイツ人支持者たちを得る事になりました。ここではドイツ人支持者たちを「ドイツ神智学徒」としておきます。

時の流れのなか神智学協会本部のあるインドでは、C.W.リードビーターとアニー・ベサント(共にブラヴァツキー神智学の継承者)が「東方の星プロジェクト」(新しいマイトレーヤが「ジッドゥ・クリシュナムルティ」として肉体化したとするメシア運動)を開始。

ドイツ神智学徒らにとって、このような動きは非常に受け入れられない精神的な摩擦の原因となりました。なぜならば、その当時のドイツ神智学徒らの思想的なトレンドは、ほとんどが大英帝国とインドからものだったからです。どのような人であれ母国に根ざした思想がなければ不満が起こるもので、彼らドイツ神智学徒らが切望したものは自国の「北欧神話」でした。その結果、ドイツ神智学徒らと本部である神智学協会との緊張関係は頂点に達し、シュタイナーは自身の組織を設立するために1913年に神智学協会を脱退。人智学(Anthroposophy)を提唱しました。それによって、シュタイナーは、いくつかの著書を書き、教師としての期間は「教育」「音楽」「農業」「経済学」と同様に「神秘学(オカルティズム)」と「秘教思想(エソテリズム)」に関して何千もの講義を持ったと言われています。

シュタイナーの形而上学的なシステムは非常に膨大でユニークですが、その構造は幾つかのブランドによる要素に基づいたものから織りなされています(神智学,薔薇十字主義,プラトン,ゲーテ,キリスト教など)。彼の教えにはインドの影響はどの点から見ても無く、早期講演で神智学で使用されていたサンスクリット語による用語をクリスチャンに馴染み深いヨーロッパの用語に変更を加えました。たとえば「霊(Spirit)」「魂(Soul)」などのように。インドの神智学協会からの別離の道を教えの中でも表現する事となります。

シュタイナーは透視能力(clairvoyant)による、オカルト・ヴィジョン(神秘眼)を持っていると主張していました―超感覚的現実、霊的存在、神智学者によるアカシック・レコード(宇宙記憶)の知覚・認識が可能だというようなもの。彼はアカシック・レコードを読むことに基づいて宇宙論,人間進化論,キリスト論やその他の理論体系を創りました。彼は宇宙エーテル(cosmic aether)に刻印された古代の出来事を読む事によって時間を溯り視る事ができると主張しました。しかし、残念ながらシュタイナーがいくつかのおかしな大失敗をしているので、現在21世紀のスピリチュアル的な観点から見るとアカシック・レコードは最も信頼できるものではありません。

彼の構成した話、例えば、地球の歴史はどのような天体物理学,地質学,古生物学的な証拠によってもサポートされていません。そして、彼のキリスト論は普通に入手できる額面通りの神学的、福音書から教えを借用していることが明らかとなっています。現代のどんな宗教史家も、それらキリスト論なるものがシュタイナーがアカシック・レコードから視た目撃者による証言ではなく、原始キリスト教会がイエス・キリストの死後、数十年間後に編纂されたキリスト教神学のものであると述べる事が出来ます。

偽名で聖パウロの弟子を名乗った、匿名の5,6世紀のキリスト教‐新プラトン主義者が、実は『使徒行伝』で名をあげられるディオニュシウス(1世紀)であったという彼の主張(アカシック・レコードに基づいて)は、新プラトン主義者プロクロス(5世紀)の遺した偽ディオニシウスの著作とそれらとの著しい類似点によって論駁されます。事実上、ディオニシウスの全体のセクションはプロクロスからの盗用です。神秘的な情報の宝庫であるにもかかわらず、シュタイナーが発表した講義は、そのほとんどが繰り返しであり退屈なものであります。

シュタイナーの「神智論」「薔薇十字主義」は彼独自の個人的な創造活動であり、彼は神智学によるカルマと輪廻についての考えと現代ヨーロッパのオカルティズム(神秘学),ゲーテ,キリスト教などのブランドを混ぜ合わせた思想家だったという事です。

これらの総合情報を知った上でルドルフ・シュタイナーに当たる事を私は推薦します。シュタイナーの創り出した情報は膨大な量があり、そのほとんど全てがロマンに溢れています。無明にも溢れ、その無明から、どれだけの宝石が見つかるのかも定かではありません。

このような訳で私はシュタイナーを推薦する事は出来ません。シュタイナーの宇宙論で遊ぶことが本望なのであれば推薦することが出来ますが、私自身の本分は遊ぶことではありません。戯れることでもありません。真理の探究者は現実的でなければならないと感じています。
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2009.02.19 Thursday | Category[4]霊的偉人:ルドルフ・シュタイナー | comments(1)

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ルドルフ・シュタイナーは、霊能者であっても、超感覚的認識だけを問題にし、サイコカイネーシス(PK)にはほとんど触れません。この点は、ユニークだと思います。

哲学者としてのシュタイナーは、中世に普遍論争で、唯名論の勝利に決着がついたとされることによって、自然科学や社会科学の成立の道が開けた、唯名論(ノミナリズム)と実念論(イデアリズム)の論争について、知覚能力の訓練による拡大を通して、イデアリズムの論拠の正当性を担保できる、として、この論争をまだ決着がついてないとして、イデアリズムを蒸し返しにしたという大きな功績があります。シュタイナーを問題にするということは、ヨーロッパの中世に、部分的に回帰する、ということでもあろうかと思われます。
| enneagramさん | 2012/06/04 6:21 AM |










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