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スピリチュアル本は数限りなくあります。素晴らしい本を全て紹介し切れませんが一部をこちらで紹介します。こだわりは「百害あって一利なし」。読書が嫌いな方は以下のものを読んでもらえればスピは十分だと思います。

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心ひとつで人生は変えられる
心ひとつで人生は変えられる先日記事の中でも紹介した、欧米の研究者たちとダライ・ラマ14世との生命哲学の探究のための集い心と生命対話Mind and Life Dialogues)」

その内容がまとめられたダニエル・ゴールマン心ひとつで人生は変えられる を紹介します。

この心と生命対話は、1987年からダライ・ラマが住んでいるインドのダラムサラで始まった対話です(今は、MIND & LIFE INSTITUTEがホストとなって行なっています)。

今年は、2009年4月に対話が行なわれました。しかし日本語で読める情報はありません。
この会議は、ある意味、20世紀にC.G.ユングが軸となり始まった「エラノス会議」の21世紀版のようなものだと感じています。新しいパラダイムが認識されるのは、このような対話からだと思います。

ちなみに今年、6月7日〜13日、マチウ・リカールなども参加した「The 2009 Mind and Life Summer Research Institute(2009年 心と生命 夏季研究学会)」が行なわれたようです。日本のスピリチュアルを研究する学者(菅原浩,中村雅彦など)も、他分野でも率先してこういったものに参加して更なる研究の深化をして欲しいです(在家探究者としての希望です!)。

この会議(対話)に関係がある人物をあたるだけでも、今現在も続けられている心と生命Mind and Life)」についての研究成果が分かります。スピラボとしては、この対話に参加している顔ぶれや関係者を知るそれら関係者の著作を読むだけでも、霊的洞察力が深まるのではないかと思っています。抜粋する前に関係者を少しだけ列挙します。

それでは前置きが長くなってしまいましたが抜粋紹介します。

マインドフルネスについてダライ・ラマの質問

ダライ・ラマ
《前略》
マインドフルネス瞑想というのは、思考の本質をみるというまったく新しい瞑想のようですね。だとしたら、その瞑想で、どんな新しい洞察が得られるのかおたずねしたいんです。思考についてのあなたの認識は、ふつうの認識とはどう違うのですか。
シャロン・ソルツバーグ
これは「空」の洞察です。あらゆる事物の相互依存性を洞察することだといってもいいでしょう。この洞察で、心と身体には原因と結果という連続的なつながりがあることがみえてきます。
《中略》
心に対する執着はもっとも強いんですね。でも、真実は、チベット仏教の言葉をお借りすれば、「洞察する心は、思考というものを空(そら)を流れてゆく雲だとみなす。それを自分のものとも、コントロールできるものともみなさい」ということになるかと思います。
《後略》
ダライ・ラマ
あなたの仰る「空」とはどんな意味なんですか。
ソルツバーグ
実体がない、核となるものがないこと。
ダライ・ラマ
じゃあ、それは無我 のことですね。
「無我」は、我(本質や実在)の否定を意味する。仏教では、無我の境地は悟りを啓くための重要なものである。
ソルツバーグ
ええ、そうです。
ダライ・ラマ
では、あなたが仰っている「空」とは、仏教の三つの根本思想のひとつですね。仏教の根本思想とは、空(無我)、苦、無常ですが。
ソルツバーグ
この瞑想法には大きな効果があります。これは宗教心とか信念がなくても実践できますからね。とはいっても、瞑想と一緒にモラルもしっかり教えるんですよ。モラルが基礎にあるからこそ、平静心とか、明瞭な意識、思いやり、あるいは自分や人生について理解できるんですよ。
ダライ・ラマ
平均的な人はどのくらい瞑想をするんですか。また、瞑想の効果がある程度表われるまでどのくらいかかりますか。
《後略》
ソルツバーグ
ふつうは、できれば一日だいたい一時間ぐらい座って瞑想します。ある程度の効果はすぐ表われます。さもないと続かないでしょう。
《後略》
ダライ・ラマ
「止瞑想」「観瞑想」はどう違うんですか。
ソルツバーグ
「止瞑想」というのは、呼吸とかマントラ(真言)など、対象をひとつだけ選んで、それだけに意識を集中するんです。それに対して、「観瞑想」では特定の対象を定めずに、意識を開いてあらゆる体験を観察するんです。特定の対象と一体化することよりも、事物は変化するという特性に目を向けるんです。あらゆる体験のなかに、「無我、苦、無常」という仏教の三つの根本思想を見い出そうとするわけです。

「第6章 マインドフルネスが生き方を変える」p.141-142
先日も紹介しましたが、どんなものかということが分かりやすく説明されていますね。

East of the Full Moon
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瞑想の技法のひとつの説明
瞑想の技法

ジョン・カバット‐ジン
  瞑想はテクニックではないと申しましたが、我々のプログラムにも、その根幹をなす三つの瞑想技法があります。どの技法も呼吸に意識を向けるものです。呼吸は、身体に意識を向ける最初の部分だと言えましょう。
  ひとつはボディスキャンと呼ばれる技法です。《中略》腹部からスタートしますが、ある時点で左足のつま先に意識を向けます。その部分に意識を集中し、その部分の呼吸を感じるようにします。息を吸いこむ鼻からスタートし、心の中で出来る限り呼吸をたどって、足のつま先までたどりつきます。それから逆に戻ってきます。 戻ってくる時には、身体が消えて透明になっていくような感覚があります。息を吐くたびに、その部分の緊張をほぐします。緊張がほぐれればそれでよいし、ほぐれなくても構いません。
《中略》
  最初のうちは、ボディスキャンをしているうちに、リラックスして寝てしまうことがよくあります。たいていの人は、左足のつま先か膝ぐらいまでしかたどれません。しかし、眠らずに意識を集中し、身体について正しい認識ができるようになると、これまで体験したことのない深いリラクゼーションを体験することができます。
《後略》
ダライ・ラマ
グフヤサマージャ・タントラ(秘密集会タントラ)』にも、これは「ヴァジュラの教え」と呼ばれているものですが、そこにも同じような修行が説かれていますね。ただし、その修行は、脈管[生体エネルギーが流れる体内の微細な導管]をイメージしながら行ないますから、その点は違うと思いますが。あなたの技法にはイメージ・トレーニングはないんでしょう。この「ヴァジラの教え」には、修行を積んだ瞑想者は、目の病気なども治せるとあります。
ジョン・カバット‐ジン
みなさん、修行をやってみたくなりませんか。
ダライ・ラマ
では、修行をするにはイニシエーションを受けていただかないと(笑)。

「第6章 マインドフルネスが生き方を変える」p.159-160
ダスカロス『エソテリック・プラクティス』にも似たようなものがありますね。チベット仏教にはルンと呼ばれている微細エネルギープラーナ,生体エネルギー,エーテル)という概念があるので、ダスカロスの本に書かれていてもおかしくないはず。なんといいますか、ほとんど同じなんですよね。なので以前も書きましたが、読み比べてみると面白いことがわかりますよ。

微細な意識についてダライ・ラマの見解
ダライ・ラマ
いちばん大きな問題は、「意識」と「脳が生みだす意識」ではないかと思います。私の見解では、意識には粗大なものから微細なものまでさまざまなレベルがあるのですが、科学は粗大なレベルしかみていないようですね。科学は微細な意識を発見していないかもしれませんが、それは仏教にとって重大なものなんです。発見していないというだけでは論駁することはできないでしょう。

「第11章 意識とエネルギーのさまざまなレベル」p.279
実は、この後の話も深入りした内容で面白いのですが、こちらはライトな探求者向けではないので興味がある人は自分で読んで下さい。

最後に「心と生命対話」の発言などを取り上げた本を二冊紹介します。恐らく日本語で読める本は、以下の二冊と上記の一冊の計三冊のみだと思います。他のものは英語テキストで読めると思います。
徹底討議 心と生命―「心の諸科学」をめぐるダライ・ラマとの対話
徹底討議 心と生命―「心の諸科学」をめぐるダライ・ラマとの対話Francisco J. Varela Jeremy W. Hayward 山口 泰司

おすすめ平均
stars科学者とチベット密教の真摯な討論

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なぜ人は破壊的な感情を持つのか
なぜ人は破壊的な感情を持つのかDalai Lama Daniel Goleman 加藤 洋子

おすすめ平均
starsダライラマとチベット仏教の奥深さに感動する本。
stars東洋と西洋の知恵の融合
stars心の平和へのセッション
stars東西の知の結集

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2009.06.20 Saturday | Category[2]スピリチュアル:瞑想・脳波・実践 | comments(0)

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