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スピリチュアル本は数限りなくあります。素晴らしい本を全て紹介し切れませんが一部をこちらで紹介します。こだわりは「百害あって一利なし」。読書が嫌いな方は以下のものを読んでもらえればスピは十分だと思います。

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呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想
呼吸による癒しスピリチュアルな実践的生活を送るために参考になるような本やマメ情報を継続的に紹介し始めています。

今回紹介する『呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想』も、とても参考になり、生活に活かせるものだと感じています。

私たちは東洋人でありながら、頭のなかは西洋的な考え方に染まってしまっているので、お坊さんの話を直接聞くよりも、論理的に説明してくれる、ラリー・ローゼンバーグ (Larry Rosenberg)〔ユダヤ系アメリカ人〕のような実践家たちの言葉から理解することが、とても易しく受け入れられる気がします。

以前紹介して左に推薦しているマチウ・リカールMatthieu Ricard)〔フランス人・分子生物学者〕と同じく実践(瞑想や座禅など)を30年以上も行なっている方だというので、言葉のなかに含まれる生かせる心得などは〈初心者〉にも〈熟練者〉どちらにも推薦できます。読後感は『Happiness 幸福の探求』に近いです。リカールの講義映像をご覧になりたい方は、こちらの記事に動画を紹介しています。

どちらを読んでも為になります。「序文」から少し抜粋紹介します。
  本書は「出息入息に関する気づきの経」(アーナーパーナサティ・スートラ)に基づいて教えるという形を取っています。
《中略》
 本書は、正式な瞑想修行を始めようとしている人には非常に実用的なアドバイスを与え、中断していた修行を再開しようとしている人には自信を取り戻させ、また瞑想修行の深化と洗練を望んでいる人には、大いにインスピレーションを与えてくれることでしょう そしてまた、ブッダにまでさかのぼる伝統に連なる素晴らしいベテランの教師の肉声を通して、法(ダルマ)が教える普遍的な智慧にもう一度耳を傾けようとしている者にとっても、極めて有意義な書であることでしょう。

ジョン・カバット‐ジン
マインドフルネスストレス低減法本書にこの序文を贈っているジョン・カバット‐ジン(Jon Kabat-Zinn)ラリー・ローゼンバーグと同じく「アメリカを代表…」といってもいい瞑想(マインドフルネス)の実践者であり、ダライ・ラマ法王との心に関する対談などにも招かれる医学博士でもある。ケン・ウィルバーなどと共に瞑想や心に関すること研究などにも積極的に参加している方たちの一人だということです。

カバット‐ジンマインドフルネス」で言おうとしていることは、私の心の師でもある道元禅師の言葉でもある。「マインドフルネス」とは砕けて言えば禅的生き方」。

人生は短く、何びとも次の瞬間が何をもたらすかを知ることはできない。心を養いなさい。その機会はいくらでも訪れる。やがて、すばらしい知恵を発見することになるだろう。そうすれば、今度はその知恵をほかの人びとと十分に分かちあい、彼らに幸福と平和を与えることができる。」(13世紀の日本の禅師・道元
私は、この映画をことあるごとに観賞したいと感じます。とても純粋なエッセンスが詰まっています。
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  喜悦〔ピーティ〕は極めて強烈になることもありますが、必ずしもそうとは限りません。重い場合も軽い場合も、粗いことも細かいこともあります。喜悦は静かで清澄(せいちょう)な呼吸から生まれ出てくるものであり、それ自体が呼吸をさらに鎮めていきます。しかし、喜悦が修行のこの時点(抜粋者注:早い段階)で現われてきたときには考察の対象となります。身体と呼吸が背景へと後退するのに対して、喜悦が全面へと出てきます。呼吸と同じように、喜悦がひとつの全世界となるのです。
  喜悦が修行に対する大きな励みになることは前にも言いました。それが起こっていることの確かな手応えのある証拠です。
《中略》
  大したことを成し遂げたように思えてきて、それが問題の種になります。私たちは学士、修士、博士と発展的に進んでいく達成の枠組みにあまりにも縛りつけられているために、今度はそれを修行の中で構築するようになります。これくらいの喜悦が得られたので、次はあのくらい欲しい。もっと欲しい。食べ物、お金、セックス、権力などと同じようになります。現実的な苦しみにまでなりかねません。チョギャム・トゥルンパ・リンポチェは、ダルマの修行が自我意識を強めることに使われてしまうスピリチュアルな物質主義について語ったとき、それが何であるかを嗅ぎ分けていました。
《中略》
  どんな瞑想者に聞いてもわかることですが、瞑想状態というものは儚(はかな)いもので、特にそれにしがみつこうとしているときには一段と儚いものです。喜悦と至福〔スカ〕は、どんなに深いように見えても、究極的な満足を与えてくれるものではありません。
《中略》
  だからといって、喜悦や至福が現われたときに楽しむなと言っているのではありません。坐っていていくらかの静寂や安らぎを見出したときには、それに身を浸してみなさい。

「第2章―感受と共に呼吸する」p.77-79より
瞑想に執着することも本来の意味では間違いですが、座禅や瞑想,ヨーガなどの実践もせずに〈あるがまま〉に生きることは、聖者でなければ難しいその意味で座禅や瞑想が生活の中にあるのが望ましい。人間、誰にでも必要になる。ヨガナンダも、このように話していますからね。

  恐れを持たない心の土台は恐怖です。恐れなくなるためには、自分で恐怖の真っただ中に立たなくてはなりません。恐れを持たない心といっても、そうした土台のないものを信じるべきではありません。自分の恐怖を見つめてそれを認めること、自分は恐れているという事実を確認することが出発点となります。そうすれば恐れを持たない心を学ぶための大きな勇気と謙虚さを得ることができます。しかし、それは長いプロセスとなる場合もあります。
  常に暖かく充実した経験でなければならないという考えにはまり込んでしまうのは、人生においてだけでなく修行においてもしばしば起こります。いつも喜悦や幸福を経験していて、顔は暖かに輝き、スピリチュアルで充実しているように見えるべきだ。そうなりたいと思うのは自然なことですが、それもまた罠となります人々は自分が実際に経験している感受を否認しながら、外面を取りつくろって歩き回っているのです。

「第2章―感受と共に呼吸する」p.107より
苦しい時は、その苦しさを見つめる、なぜ自分は苦しんでいるのかを感じる。常にワクワクしていれば良いと云うわけでは決してない。

中田英寿もアフリカ人のサッカー少年たちにゴータマ・ブッダのような人生哲学を話しています。ヒデは、スピリチュアルとは無縁の無神論者かもしれませんが――ブッダもある意味無神論者――人生哲学を聞く限りは〈とても精神性の高い次元の信念〉を持っているように感じます。

詳しくは「中田英寿にブッダの面影を見た」でどうぞ。

 9.「心を感じながら息を吸おう。心を感じながら息を吐こう」と訓練する。

  タン・ホイという名前の仏教の師がこの考察にひとつの注釈を付しています。彼はアーナーパーナサティと禅の両方をベトナムにもたらした、卓越した人物でした。
《中略》
タン・ホイは、鮮明で生気を与えるような心の性質を詳しく観察するための準備全般をほのめかしている風があります。彼は呼吸の修行をいかに成就するかについて述べており、それは呼吸を鮮明に見つめること、呼吸という連続体に注意を向けることを意味します。ヨーギが呼吸のプロセスを悟ったとき、心は光で輝く。その光を観察するために使えば、ヨーギの心に入ってくるもので見えないものは何一つない と彼は言っています。
  心と呼ばれるかすんだ薄暗い場所――理解できない多くのことが起きるところ――が突然大きな空っぽの部屋のように明るく澄み渡ってくるかのようです。呼吸に注意を向けることでそのような変容が起こるのだとタン・ホイは言います。

「第3章―心と共に呼吸する」p.119-120より
〈大乗〉の〈密教〉が最高で〈小乗〉の〈ヴィパッサナー〉〈禅〉では、ダメだというようなことを言ってしまう愚かな実践者たちもいたり、スピリチュアル学者たちもいたりしますが、それらのことはスルーしています。ローゼンバーグが話していることは〈禅〉と〈ヴィパッサナー〉だからです。密教マニアが否定する実践ですが、当の〈チベット密教〉のダライ・ラマ法王は、これら〈ヴィパッサナー〉や〈禅〉の実践について、とても前向きなことを他書で語っています。とても実りあるものだという見解です。またダスカロスの『エソテリック・プラクティス』のなかにも似たような瞑想法が書かれています。

座禅や瞑想の方法については、100年前などと違って秘儀・秘教的なオカルトを求めることなく地道に行なうことができます。秘儀・秘教に触れることは、おすすめしません。21世紀の現在では、秘儀・秘教・秘密結社のような組織に入会(イニシエーション)しなくとも良い時代となりました。

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2009.06.17 Wednesday | Category[2]スピリチュアル:瞑想・脳波・実践 | comments(2)

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おひさですー^^

この技法は、よく使ってます。たくさん試したけど、一番使いやすいかと自分では思いますねー。

瞑想仲間が、増えたのでうれしいです。^^自分の周りにある(用意されている)実践方法を試してみる気のある人は、新たな気付きを得ることができるのではと思いますね。私の場合、そこからが始まりの始まりでしたね。w

お互い、楽しみましょう。それが、早道だと思うわけでー。ではー。
| 整体Cさん | 2009/06/17 11:30 PM |
整体Cさん、お久しぶりです。

何というか私も一番最初の座禅が体に合っているようです。
曹洞宗の檀家であることも何らかの縁だと思ってますよ〜(笑)。

| Teru Sunさん | 2009/06/19 10:43 PM |










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