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スピリチュアルな想いを形に
2024.01.15 Monday | Category- | -
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チベット仏教(Esoteric Buddhism)とキリスト秘教(Esoteric Christianity)の共通点は、チベットに伝わる瞑想法とダスカロスが伝え遺した瞑想法(プラクティス)を比較して読むと判ると思います。
ダライ・ラマ ゾクチェン入門 Tenzin Gyatso H.H.the Dalai Lama 宮坂 宥洪
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日本でも人気の高い「ゾクチェン」思想のエッセンスを、ダライ・ラマ14世が一般読者向けにやさしく解説した決定版。1980年代に欧米で行った4回の説法を中心に構成。ダライ・ラマ瞑想入門―至福への道 Tenzin Gyatso H.H.the Dalai Lama Geshe Sonam Gyaltsen Gonta ゲシェーソナムギャルツェンゴンタ
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チベット仏教の基本書『菩提道次第論』を密教的立場から解説。教理のひとつひとつに必ず瞑想の手ほどきを付し、座るむき、足の組みかたから、イメージするヴィジョン、その変容の仕方、喚起する感情まで詳細に説明する。ダライ・ラマ日々の瞑想 Tenzin Gyatso The Fourteenth Dalai Lama 三浦 順子
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日々の瞑想としては、少し難しいです。
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仏法のかなめに余すことなく触れ、日々の瞑想行をどのように行うか、簡潔明瞭な指南を与え、さらに踏み込んで日常生活の中であわれみの心と空性の見解をどのように培っていくかをダライ・ラマが自ら著した密教瞑想法テキスト。エソテリック・プラクティス―キリストが遺した瞑想法とエクササイズ ダスカロス
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再版されています
秘儀的(エソテリック)な瞑想書
ためになりました。
ダスカロスがつたえる瞑想
瞑想の実用書
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キリストが12使徒と70人の弟子だけに与えた秘儀-霊的真理とその独習法をまとめた一冊。2000年の時を経て、いまダスカロスによって明かされる秘儀的な教えとは?
そのことが判るためには、どんな本が有効か。先日の記事「ダスカロスの<シンボル・オブ・ライフ>」で「いい本を紹介します」と書きましたが、実は既に紹介していました。フェイントしてしまった。
右の本は、ビギナーにも気づきやすく、ベテランでも共感・理解できると感じたマチウ・リカール『Happiness 幸福の探求』です。リカール氏は、チベット仏教僧として今まで35年間の修行によって瞑想熟練者の域に達しており、なお且つフランスの知識人としても認められた人なので、欧米的な考え方に染まっている僕ら日本人に分かりやすい内容の本です。修行を伴っていない精神世界の著者
たちとは少し違う立ち位置ですね。
さらに、ぼくからダスカロス読者に向けてのおすすめ点としては『エソテリック・プラクティス』に書かれているような規範を日常生活にどう活かすのか科学的な研究成果などからも理論的に話が展開されています。
そして、最も大切な瞑想の話ですが欧米では日々研究が進んでおり、須藤元気君が以前言っていたような理論ではないことが明らかになっています。その最新の実験には当のダライ・ラマ法王やリカール氏も関わっており、その最新の研究成果が上記に紹介している本には書かれています。須藤君は過去、自身のどれかの著作に「8Hzに意識を向ける」と語っておりましたが、それは過去の話です。以下の映像での話も古い見解です。なので、最新の瞑想研究の成果を知る上でも、以下の映像のどこが古い理論なのかを知るためにも、バシャール後援者,須藤元気後援者にもおすすめできます。この本の中には、さまざまなキーワードリンクが含まれているので、各自が気づいたキーワードに焦点を当てて探求すると新たな視点が生まれます。
一つキーワードを挙げておくと「慈悲心の瞑想」というもの。この瞑想法は、チベット仏教にもキリスト秘教『エソテリック・プラクティス』にもスマナサーラ長老のテーラワーダ仏教にも存在します。
そして、チベット仏教とキリスト秘教の共通する瞑想法ですが、さまざまな方法を駆使した理論的な瞑想法であって、どれが共通するのか二つを読み比べてみると理解しやすいと思います。キリスト秘教の方にヒーリングという話が入っていますが、チベット仏教の方にもヒーリングというものがあり、同じようなものがあります。
「チャクラ(エネルギー・センター)」についても同様で、チャクラは確実に存在し、意識を集中すると反応をするものだとダライ・ラマは語っています。もちろん、ダスカロスも同様ですが急激な修行はNGと語っています
また、チベット仏教では<如来>、キリスト秘教では<大天使>というように、自分たちが理解しやすい仕方で読むと仏教、キリスト教の探求者両者にも対立が生まれず好感が生まれると感じます。前々からリスペクトしている空海密教ですが、密教修行体系の一つ(奥義かな?)が日本には伝わってきていないので、その点でダライ・ラマ法王とダスカロスには、とっても価値あるものが含まれているように思います。
とは言え、チベット仏教の奥義もキリスト秘教の奥義も何十年も修行をした人たちがやっとたどり着けるものだと思いますから、それ自体に価値を見い出す前に、今できる修行、日々の瞑想を続けることが大切だとは思います。ということです。
当たり前のことに感謝できるようになった時が
瞑想を始める好機かもしれません!
それでは最後にダライ・ラマ法王の輪廻についての公開しているお話を読んでおいて下さい。 もしかしたら、イギリス/フランス合作映画『リトル・ブッダ』のようなことになるかもしれませんね。
「チベット仏教文化の伝統に従えば、ダライ・ラマや高僧の転生者探しは、宗教関係の行事であり、政治とは何の関係もない。特に仏教の教えを否定している者にとっては、転生者探しに何の関係もなければ、それについて議論する権利もない。転生者探しは、職員や委員を選出したりすることと異なる。高僧の化身は、常に全ての生きとし生けるもののためになるように考えて生まれくるので、生まれる場所、父母と家系などが重要となる。これはチベット仏教文化の特徴である。ダライ・ラマの次の化身は欧米に現れるかもしれません。一番親近感を抱いているフランスに生まれる可能性もありますね。
もし、チベットの人々がダライ・ラマの転生者が必要であるなら、私の転生者は、中国支配下のチベット国内ではなく、平和な世界のどこかの国に生まれると断言する。それは、前生がやり残した仕事を引継ぎ成就するために転生者は生まれ変わるとチベット人が信じているからである。前生がやり残した仕事を邪魔したり破壊したりするために生まれ変わる転生者はいない。もし、転生者がやり残した仕事を継承できない国に生まれたら、転生者として生まれ変わる意味がない。つまり、私の転生者を必要とするかどうかを最終判断する権利は、チベット国民にある」リトル・ブッダ [DVD] キアヌ・リーブス, ブリジット・フォンダ, クリス・アイザック, アレックス・ヴィーゼンダンガー, ベルナルド・ベルトルッチ
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美しい映像
間違いなく名作
美しい映画です。
全てが好き
この作品でチベット仏教を知りました
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鳥肌モノの映像美(ただし本編のみ)
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スピリチュアルな想いを形に
2009.05.13 Wednesday | Category[2]スピリチュアル:インド チベット | comments(0)
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