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『聖なるもの』
東西の「ヌミノーゼ」(神性、神霊的なものという意味のラテン語からの造語だと書かれている)なものの概念や心理を理論的に分析したルードルフ・オットーの著作。神秘的なもの合理的な精神状態は、どこから感じられたものかとか幅広い考察研究の成果だと感じました。

ちょっと専門的なのでスピリチュアル本(精神世界)を読んでいる人たちにとってはツマラナイと思います。ユダヤ、キリスト、イスラム教、仏教など宗教的なものに興味がある人には興味深い内容だと思いますが、ダスカロスの著作以上にレベルが高いので読者を選ぶ本です。

仕事が始まったので頻繁には更新できなくなっています。ごめんなさいね。

ルードルフ・オットー しかしながらヌミノーゼなものの非合理的な・恐るべきもの、それのみかデーモン的でさえあるものがこのうえなく生き生きとしているのは、ヤーコプ・ベーメの神秘主義においてである。ベーメはそれ以前の神秘主義の動機を吸収しているのと同じくらいに、彼の思弁と神智学(Theosofie)においてはそれとは異なっている。彼は思弁によって神そのものを、また神から世界をそれぞれ構築し、理解しようとする。これはエックハルトも望んだことであった。ベーメにとっても、思弁の最初の発端は根源的根底であり、むしろ無底、理解し難いものおよび言い難きものである。しかし彼にとってこういったものは、存在や超存在であるよりも衝動や意志であり、善や超善であるよりも善悪の非合理的な無差別もしくは同一性である。
《中略》
またこのような概念から思弁が行われると、ベーメやその他の人たちに見られる、神智学という見かけの学問が現れるのである。なぜならば感情の類比的でしかない表現が合理的な概念と取り違えられ、これがやがて体系化されて、神の学問という妖怪が紡ぎだされるということこそ、あらゆる神智学の特徴だからである。そしてこの妖怪はいまや、エックハルトの場合のようにスコラ学の学術用語で打ち立てられようと、ベーメにおけるようにパラケルススの錬金術的な実体および混合物でなされようと、あるいはヘーゲルにおけるようにアニミズム的な論理学のカテゴリーでなされようと、はたまたベサント夫人の場合のようにインド的な美辞麗句で打ち立てられようと、あくまでも等しなみに妖怪的である。ベーメが宗教哲学の上で重要であるのはその神智学のためではなく、ヌミノーゼなものの生き生きとした感情が価値ある要素としてその背後で働いていて、この点で彼が、ルター派の中では失われてしまった彼自身の遺産を守ったからなのである。

P211
訳者のあとがきによるルードルフ・オットーの紹介。
あとがき

 ルードルフ・オットーの『聖なるもの』は、宗教学や神学を学ぶ人だけではなく、広い意味で宗教に対する知的なあるいは学問的な関心を抱く人々、たとえば哲学や心理学あるいは文化学などに携わる人々にも読まれてきた名著であり、1917年に公刊されて以来版を重ね、現在もなおドイツをはじめ多くの国で増刷されている、文字通りの古典である。

P341

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2008.11.28 Friday | Category[2]スピリチュアル:読書の痕跡 | comments(0)

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