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スピリチュアル本は数限りなくあります。素晴らしい本を全て紹介し切れませんが一部をこちらで紹介します。こだわりは「百害あって一利なし」。読書が嫌いな方は以下のものを読んでもらえればスピは十分だと思います。

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スピリチュアルな想いを形に
2024.01.15 Monday | Category- | -

ダスカロス原著のススメ

ダスカロス20世紀最高のヒーラー・霊覚者として欧米では著名な方日本では、まだあまり知られていない人物なので個人的広報をしています。彼の著作は、以前も書いたとおり、そんじょそこらの書物ではありません。何十年後に教授などたちに研究されるようなレベルのスピリチュアルです。

「真摯に探求したい」 という気持ちがある方ならば、ダスカロス著作集を「英語」または「ギリシャ語」とで併せ読んだ方がいいと考えられます。

ダスカロスの言い回しは、母国語であるギリシャ語での方が巧く話されているように感じると、ギリシャ語を理解できる方が仰ることもあります。ギリシャ語を英語に訳す際にも、いろいろな問題が生じるそうです。なので英語でも、様々な基礎知識から、その意味を広く捉えなければならないともいわれています。
私は、探究者として英語での修養も取り入れていこうと感じ原著を購入しました。今まで英語は“勘で読んで”いたので、英検2級も中学3年生のとき勘で取りましたし…これからはニュアンスでなく辞書は欠かせなくなりそうです。そして「英語だけ読めれば良い」「訳せれば良い」という代物でもないようです。ダスカロスの原著は、様々な宗教的,思想的背景を総動員して読まなければ本来の意味をつかむことはできないと。

彼のエドガー・ケイシーは、旧約聖書を一年間かけて読んでいたと聞かされました。私も時間をかけながら読んでいこうと思った次第です。皆さんも、そうされてみてはいかがでしょうか。焦らず急がずマイペースに競わず。

私が勝手に師とする“ある方”からダスカロス著作を読む上で必要だと推薦されたのは、一般学術系出版社から発刊されている大学などで使われる「エジプトの死生観」「ユダヤ教,キリスト教の死生観,成立過程」「東方正教会」「マニ教」などの文献です。間違ってもスピ系出版社の「キリスト神秘思想」「カバラ(ユダヤ神秘思想)」の書物などに頼ってはマズイです。大切なのは、神学,哲学博士号を持った教授クラス(欧米人でも日本人でも)の方たちの研究書です。スピ系の方たちは、好きなように過去の歴史,思想観を変えて(嘘をついて)いることが多々あるからです。間違っても“ただの霊覚者”を自称する方たちの論理だけに偏ってはマズイです。学者たちにも理解されるような人物であるかも大切です。

なので、学術系の本と併せ読むと更に深くスピリチュアルを考察することができると思います。しかし、このブログは、あくまで初心者用ということで、今後もそれには絶対に触れることはしません。それではこのブログ自体が意味を持たなくなるからです。

エソテリック・ティーチング―キリストの内なる智恵 秘儀的な教えただ、きっぱりと言えることは、インドで聖者と崇められている人たちが話す「I AM THAT I AM(私はある。私はあるという者だ)」は、本来の意味で使われていません。ダスカロス自身は、この旧約聖書の言葉を原著「Esoteric Teachings」の中で独特な英語で表現し、ギリシャ語との差異がないようにしているような感じがしました。なので、インドの聖者たちは、本当に分かっているのか疑問です。ヘブライ語を研究されている教授たちがインドの聖者が話す旧約聖書に書かれている「I AM THAT I AM」について聞かされたら…大笑いするでしょう。「君はもっと旧約聖書の勉強をした方が良いよ」と。なので、上級者用推薦書からも、そういった偽っぽいインド聖者本を消させて頂きました。ハッキリと立ち位置を決めました。

「私はある」といわれている話を読めば読むほど、その聖者(と言われている人の)講話のつじつまの合わ無さに……と感じました。彼らは間違って「I AM THAT I AM」を使っているようだということが分かります。ダスカロスが「ナンセンスだ」と言うわけです。 詳しくは下記参照

原著到着から梱包など
1.注文をしてから約2週間ほどで届きました。連絡はありません。


2.箱を開けると中身は、このような感じでした。


3.今回は以下の3冊を併せて購入しました。

The Symbol of Life : 110 Euros約16,900円
Joshua Immanuel The Christ  : 44 Euros約6,800円
Esoteric Teachings : 20 Euros約3,100円

注文先は、こちらです。
*Internet Explorerを使わなければ注文ページからクレジットカード入力ページ(氏名,住所記入)にジャンプしないかもしれません。お気をつけ下さい。

東洋の悟り(私はある)がナンセンスな訳
メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道瞑想とプラクティスの目的は何でしょうか

「まず最初の目的は、周りの人びとの役に立てるようにサイコ・ノエティカル能力を発達させること。幽体離脱ができるという能力はそれ自体が目的ではなく、セラピーとして使えるからだ。最終的な目的は、自分が誰であるかに気付くこと、神と一体になること、神(gods)になることなのだ。これは私たちが神との一体化と呼んでいるものだ。私たちは神(gods)なのだ。しかし、私たちはその意識を持っていない。自分自身を記憶喪失のようにしてしまっている。

目標は私たちが以前からそうであった自分、未来までそうである自分に再び目覚めることだ。これが真理の探究者の目標なのだ


「もしそうならば、悟りはただの楽しい無意識状態ではなさそうですね。間違っていなければ、ニルヴァーナ(東洋の悟り)はこのような状態だと解釈されていると思いますがと、私は自分から言ってみた。

それ(東洋の悟り)はナンセンスだ。救済とか解放があまり好まれない理由は、それが、その理解できない無情の喜びのような状態に入ると思われているからだ。この状態は無気力とあまり変わりないと、聖職者の友達が一度教えてくれた。『もう何も分からなくなるから、幸せだと思う』と彼は言っていた。これが彼の極楽と救済のイメージだった。しかし、これは真実から懸け離れている。解放というのは、経験を通して真実を知り、それに同化して行くことだ。これは様々な能力やサイコ・ノエティカル能力の会得を意味する。様々な世界が、私たちがそれらの印象や経験を望むかどうか、外界への戸を閉ざして自分だけになり、神の自給自足状態になりたいかどうか、そのようなことに関わりなく、開かれてくる。このような幸福感は、多くの人が夢想するような、無意識な状態や馬鹿げたような状態からほど遠いものである

「神と一つになる状態を経験すると、もう物質の世界には戻らないものなのですか」と友人は再び聞いた。

「もし輪廻したければ、それはあなたの自由だ」
「また初めからやり直さなければいけませんか。また輪廻を経験するのですか」
「もちろん違う。それでは意味がない。もし帰って来ることを選べば、普通の船員ではなく船長として帰って来れる。神との一体化を会得できた達人でも、地上に戻って人びとが進化するのを手伝おうと決めることもある。もう彼らは悟りをひらき、輪廻から解放されている。将来、もう少し詳しくこのあたりの話をしよう。車で待っている奥さんが待ちくたびれているよ」
ダスカロスは答えて笑った。

『メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道』 より
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スピリチュアルな想いを形に
2008.09.06 Saturday | Category[4]霊的偉人:ダスカロス | comments(5)

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スピリチュアルな想いを形に
2024.01.15 Monday | Category- | -

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テルテルさん

いつもありがとうございます。

ありがとうございます。

私は逆に日本語版のダスカロスの本を購入したりしています。

ですから、我が家では、同じ本が英語、日本語訳、時にはギリシャ語が本棚に並んでいます。

The Symbol of Life  この本は本というより図鑑の重さですね。我が家にもあります。

さて、英語で読むことが出来るなら、こちらの本も購読して下さい。

Gifts of the Desert キリアコスさんの本ですが、アトス山の主教方のお話です。

アトス山の修道院は男性のみ参拝出来ます。キリアコスさんの本は読みやすいので、機会があればお読み下さい。

また違う観点で何かのヒントになるかもしれないですね。

ありがとうございます。


| カズコさん | 2008/09/06 6:56 PM |
「最終的な目標は神と一体になること、神(gods)になることなのだ」

ダスカロスのこの言葉の背景には人間神化の道を説く東方正教会の神秘思想があるのでしょうか。興味深いです。とりあえず図書館で『メッセンジャー』を予約したので邦訳を読んでみますね。

スピ系出版社から出ている「キリストの真相」の類は学問的信憑性という点で参考にならないというのは本当ですね。何故ならキリストの生涯を霊視したと称する本を読み比べてみれば分かることですけど、どれも食い違っていて矛盾していますから。
| #さん | 2008/09/06 10:37 PM |
カズコさん

The Symbol of Lifeの分厚さと重さにはビックリしました。
たしかに図鑑ですね。

実はキリアコスさんの本も読もうと思っていました。
The Mountain of Silence、はどうだろうかと思っていたところで
Gifts of the Desertの勧め、ありがたく受けとっておきます。

ありがとうございます。

------------------------------------------------------------
#さん

その辺りが、まだまだ探求の余地が随分と広く残っています。

ダスカロスにも欠けた部分があると思いますので、その信仰としての欠如部分を埋めるものがユダヤ・キリスト教,ギリシャ正教,神道にあるよに感じています。

まだまだ道半ば、入口にやっと立ったような気がいたします。「メッセンジャー」は肩の力を抜いて読まれるといいかもしれません。

| 輝々さん | 2008/09/07 12:20 PM |
テルテルさん

こんにちは!

いつもありがとうございます。

ありがとうございます。

キリアコスさんの本は読みやすいと思います。歴史の背景も分り易く書いておりますからね。聖人とはさりげなく人の為、世の為に活動しているのが分るかもしれないですね。

そうそう、私も勘違いしていたのですが、ギリシャ正教会、キプロス正教会は正教会として独立しているようです。

ここの国の資産の4割がキプロス正教会に属しているほどの威力を持っています。

ここ最近は家族が亡くなっても教会に土地を希恵することはなくなりましたが、それでも、キプロス正教会の持っている資産は莫大です。

正教会も日本でいう禅にあたる僧侶達は結婚もしませんし、お肉も一切口にしません。大主教でも、僧侶達は結婚もビジネスも政治にも関与できる国です。アトス山からキプロスに帰って来た主教が大主教になれる予定でしたが、あまりにも清らかな方の為に、政治関係に関与した際に、調和、愛がある方では駄目だと思われてしまったようです。前代未聞でキプロス初の国民投票だったのです。キリアコスさんも応援していたので、アメリカからビデオメッセージを拝見させて頂きました。結果はかなり前にブログに書いたことがあるのですが、大主教にならない方が身近にいれますからね。一人、一人のお話を多忙な中で、アポを取ればお会いして頂けます。

私の住んでいるストロボロスにはキッコー教会がありますが、その他に、今、建設中の教会はイスタンブールにあるイア・ソフィア教会を再現した建物は迫力がありますね。

基本的にキプロスはちょっと歩くと至る所に教会があります。

イア・ソフィア教会という名前にすると言われていますが、これで海の側にあれば、多くの観光客も訪れるかも知れないですが、驚いたことにこんな豪華な教会建設費もストロボロス市民の寄付からだそうです。

9000年の歴史の国ですから、宗教を学ぶとなると、エジプト、イスラエルなども学ぶことになるかも知れないですよ。さらにソクラテスなども学ぶことになりそうですね。

立地条件が良かったので、常に植民地として300年に一度は侵略されている国ですからね。

是非に私たちがストロボロスに住んでいる間にニコシアを訪れて下さい。

思いっきり余談ですが、去年、ギリシャで山火事がありました。そのときに多くの方が寄付をしていましたが、その中にアメリカ人の俳優さんでトム・ハンクスさんも寄付をしていました。奥様がギリシャ人なので第2のふるさとはギリシャだそうです。私の主人の友人がアメリカに住んでいますが、同じ教会に通っているそうです。

アメリカ映画「ギリシャ・ウェディング」というのが流行りましたが、トムさんも関係していたようです。この映画を見るとダスカロスがどうしてお茶目なのか分るかもしれないですね。既に見ているかなぁ。キプロス人はこんな感じの人たちが多いです。
あまりにも親切なので、移住したときは、強烈なイメージがありましたけどね。

長く書きすぎました。

ありがとうございます。





| カズコさん | 2008/09/07 6:23 PM |
カズコさん

とても詳しいコメントありがとうございます。
プロフィールにも書いているのですが、トルコ(イスタンブール)のアヤ・ソフィア系の大聖堂には何ともいえない魅力がありますので、あの様式が好きなのです。仕事で創るのでも、大好きなのは、ああいった建築物です(笑)。

宗教を学ぶのは一筋縄では行きそうもないですが、これからまだまだありますから生活の一部として学んでゆくと思います。キプロス、イスラエル、パレスチナの歴史って本当に古いんで世界史ですよね。

キプロスに行ければ行きたいと思います。どうもありがとうございます。

映画というのは「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」のことですか。調べてみて見つかりました。これですよね。観たことないので観てみますよ。
| 輝々さん | 2008/09/07 10:07 PM |










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