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天狗と天使の共通点

江原啓之さんが『オーラの泉』や著作などで「天狗霊系の…」とか話をすることがありますが、その天狗霊系の眷属(けんぞく)さんってどんなものなのか。

江原さんも著書のなかで紹介する心霊研究の父といわれている浅野和三郎さんの著作から読んで理解するといいと思います。

スピリチュアルな基本をとらえている人は浮ついたところがなくなってきます。一応、ピンクラインで目印をつけました。その辺りのところを読むと記事タイトルの部分が理解できると思います。

『いかがでござる……人間よりもちと腕ぶしが強いでござらうが……。』

 いと、ど得意な面持ちで天狗さんはそう言って、つづいて手にせる枝をば、あたかもそれが芋殻でもあるかのように、片っ端からひきむしっては捨て、引きむしっては捨て、すっかり粉々にしてしまいました。

 が、わたくしとしては天狗さんの力量に驚くよりも、むしろそのあくまで天真爛漫な無邪気さに感服してしまいました。

『あんな真面目くさっていて堅苦しい顔をしているくせに、その心の中は何という可愛いものであろう! これなら神様のお使者としてお役に立つはずじゃ……。』

 わたくしは心のうちでそんなことを考えました。わたくしが天狗さんを好すきになったのは、まったくこの時からでございます。もっとも天狗と申しましても、それにはやはり沢山の階段があり、質(たち)のよくない、修行未熟の野天狗(のてんぐ)などになると、神様の御用(ごよう)どころか、つまらぬ人間をオモチャにして、どんなにイタズラをするか知れませぬ。そんなのはわたくしとしてもむろん大嫌いで、皆様もなるべくそんな悪性(あくせい)の天狗には関わり合われぬことを心からお願いいたします。が、困ったことに、わたくしどもがこちらから人間の世界を覗(のぞ)きますと、つまらぬ野天狗(のてんぐ)の捕虜(とりこ)になっている方々が随分(ずいぶん)たくさんおられますようで……。大きなお世話かはぞんじませぬが、わたくしは蔭ながらみなさまのために心を痛めておるのでございます。くれぐれも天狗とおつきあいになるなら、できるだけ強い、正しい、立派な天狗をお選びなさいませ。まごころから神様にお願いすれば、きっとすぐれたのをお世話して下さるものとぞんじます……。

浅野さんの奥さんが霊媒で、鎌倉時代、今の神奈川県は横須賀市あたりに生きていた小桜姫さんという武家の奥さんが霊界についての様子を語った物語ですから、とても面白いですね。横須賀には小桜姫神社というものもあります。子供の頃は祖父に、この近くにある油壺マリンパークという水族館へよく連れて行ってもらいました。こんな神社があるとはつゆ知らず。

● エムさんの旅行記 >> 『小桜神社』を訪ねて

では、つづきです。

さてこの天狗ともうすものの性来(せいらい)――これはどこまでいってもわたくしどもにはひとつの大きな謎で、しらべればしらべるほど腑(ふ)に落ちなくなるようなところがございます。ともかく、わたくしがあの時、天狗の頭目(かしら)について問いただしたところにもとづき、ざっとそのお話しをいたしてみることにしましょう。

 まず天狗の姿からもうし上げましょう。前にものべた通り、天狗は時と場合で、人間その他いろいろなものの姿に上手に化(ば)けます。かくもうすわたくしなども最初はうっかりその手に乗せられましたもので……。しかし近頃ではもうそんなへたな真似はいたしません。天狗がどんな立派な姿に化けていても、すぐその正体を看破(かんぱ)してしまいます。だいたいにおいてもうしますと、天狗の正体は人間よりは少し大きく、そして人間よりはむしろ獣(けもの)に似ており、普通全身が毛だらけでございます。天狗の中のごくごく上等のもののみが人間に近い姿をしておりますようで……。

 ただしこれは姿のある天狗についてもうしたのでございます。天狗の中には姿をもたないのもございます。それは青味がかった丸い魂(たま)で、直径は三寸位(約9cmくらい)でございましょうか。現にわたくしどもが天狗界の修行場(しゅぎょうば)におった時にも、三つ四つ樹(き)の枝(えだ)にひっついて光っておりました。

『あれはモーすっかり修行を積んで、姿をすてた天狗たちでござる……。』

 天狗の頭目(かしら)はそうわたくしに説明してくれました。

 天狗の姿も不思議でございますが、そのおいたちは一層不思議でございます。天狗には別に両親というものがなく、人間が地上に発生した、遠い遠い原始時代に、こういうものも必要であろうという神様の思召(おぼしめし)でいわば一種の副産物として生れたものだともうすことでございます。天狗の頭目(かしら)も『自分たちは人間になり切れなかった魂(たましい)でござる……。』と、あっさり告白しておりました。わたくしはそれをきいた時に、何やら天狗さんにたいして気の毒にじられたのでございました。

 ともかくもこんな手続きで生れたのでございますから、天狗というものは全部中性……つまり男性でも、また女性でもないのでございます。これでは天狗の気持がよういに人間にのみ込めないはずでございます。人間の世界は、主従(しゅじゅう)、親子、夫婦、兄弟(きょうだい)、姉妹(しまい)などのこみいった関係で、色とりどりの綾模様(あやもよう)を織りだしておりますが、天狗の世界はそれに引きかえて、どんなにも一本調子、またどんなにも殺風景なことでございましょう。天狗の生活にくらべたら、女人(にょにん)禁制(きんせい)の禅寺(ぜんでら)、男子(だんし)禁制(きんせい)の尼寺(あまでら)の生活でも、まだどんなにも人情味(にんじょうみ)たっぷりなものがありましょう。『まったく不思議な世界があればあるもの……。』わたくしはつくづくそう感じたのでございました。

 かく天狗は本来中性ではありますが、しかし性質からいえば、非常に男らしく武張(ぶば)ったのと、また非常に女らしく優さしいのとの区別があり、化る姿もそれに準じて、あるいは男になったり、あるいは女になったりするとのことでございます。日本ともうす国は古来、尚武(しょうぶ)の気性(きしょう)に富んだお国柄であるため、武芸、偵察、戦争(いくさ)の駈引(かけひき)とうにすぐれた、つまり男性的の天狗さんはほとんど全部この国に集ってしまい、いざとなれば目覚ましい働きをしてくれますので、その点、たいそう結構でございますが、ただ愛とか、慈悲とか言ったような、優さしい女性式の天狗は、あまりこの国には現われず、大部分、外国の方へ行ってしまっているようでございます。西洋の人がもうす天使――あれにはいろいろ等差(とうさ)があり、たまには高級の自然霊をさしている場合もありますが、しかしちょいちょい病床(びょうしょう)に現(あら)われたとか、画家(えかき)の眼に映ったとかいうのは、たいてい女性化した天狗さんのようでございます。

 大体、天狗の働きはそうおおきいものではないらしく、普通は人間に憑(かか)って小手先(こてさ)きの仕事をするのが何より得意だともうすことでございます。たまには局部的(きょくぶてき)の風位(かぜくらい)は起こせても、おおきな自然現象は大抵(たいてい)みな龍神(りゅうじん)さんの受持(うけもち)にかかり、とても天狗にはその真似ができないともうすことでございます。

『小桜姫物語―霊界通信』より

そういえば西洋の天使には羽(はね)がありますね。それと同じで日本の天狗にもカラス天狗とかぜんぶ羽(はね)が生えていますね。

これは面白いですね。
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2008.03.22 Saturday | Category[2]スピリチュアル:江原啓之 | comments(2)

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 こんばんは^^天狗と天使の関係、新鮮です。中性ということを知らされると急に天狗への親近感!?が倍増しました。
 この本は知ってたんですが、今すぐ読むことはないだろうと、ずっと見送っていたのですが、読みたくなりました。

 新装されると、なんだか本が生き返ったみたいに、親しみがわきました。なんかハードルが低くなったような印象を持ちました。
 ただ、旧字旧仮名遣いの昔のままで読みたいなあと思ったので^^;古本を探すことになるかもです(笑)
| フーガさん | 2008/03/24 6:10 PM |
フーガさん、こんばんは。

あ、いや、この記事は私が読みやすいようにルビから何からすべて変えてあります。
本書では旧漢字のまま大正時代のかたの文章が読めますよ。

すいません。わかりづらく。
| テルテルさん | 2008/03/29 12:37 AM |










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