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スピリチュアル本は数限りなくあります。素晴らしい本を全て紹介し切れませんが一部をこちらで紹介します。こだわりは「百害あって一利なし」。読書が嫌いな方は以下のものを読んでもらえればスピは十分だと思います。

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須藤元気からのメッセージ「よくわからない」
元格闘家であり現在はマルチな活動をしている須藤元気氏。
肉体派とは思えないくらいの探究心が、今の彼を動かしている原動力かもしれません。そんな探究心を垣間見せてくれる著書の内容を紹介してみようと思います。

とても分かりやすい誰にでも読めるエッセイのような感じです。
よくわからない

ダライ・ラマ ダライ・ラマの講演会に行ったことがある。

 たいていの人は彼を、ヒマラヤの山懐(やまふところ)で受け継がれてきた深遠なチベット仏教のトップであり、ノーベル平和賞をとった偉い方と思っているかもしれない。

 ところが、講演会場である両国国技館で彼は、チベット語ではなく英語で話し出すなり、最初の言葉が「私は皆さんと同じ人間であり、奇跡を起こしたりすることはありません……」というのである。

 そして、自分がひとしきり話をした後、通訳の方が後を追ってマイクに向かって翻訳を読み上げている間に、ごそごそと懐(ふところ)からティシュを取り出し、鼻をおもいっきりかんだ。その音をマイクが拾い、静まりかえった広い会場にこだまし、両国国技館に飾ってある横綱の絵がかすかに揺れた。

 僕はこの一連の行動を見て、スピリチュアルな世界の第一人者として世界中を駆け巡っているダライ・ラマという人のスピリチュアリティの真髄を知った気がした。
続きは音楽を聴きながらでも、どうでしょう。
The Light Dance
The Light Dance
Buedi Siebert – The Light Dance
 チベット語を話さないところで神秘性が薄まる(まさか英語で講演するとは思わなかった)。特にマイクのまん前での鼻かみは僕の価値観を少し崩してくれた。「横向いて鼻かめばいいじゃないですか」と心の中でダライ・ラマに呟いた。まさか彼にツッコミを入れるとは思いもしなかった。鼻をひとしきりかんだ後は、またも通訳中に会場の誰かに向かって手を振ったりしておどけてみせている。メモを取っている人たちは手をとめた。

 会場に来ている人たちが、生身の彼を見たとき、やはり自分とは違う人だと思ってしまった時点で、彼の話しているテーマが完全に無効になってしまうことを彼は熟知しているのだろう。

 もし聴衆が、ダライ・ラマの話している事は素晴らしいけれど私にはムリだと、ダライ・ラマだからできるのだと結論づけてしまっては、彼が願っている普遍的な愛の啓蒙、つまり誰にでも実践できるスピリチュアルな生き方の提案が心の入口で阻まれてしまう。

 だからこそ開口一番「私は皆さんと同じ鼻もかむ生身の人間です」と宣言したのかもしれない。


 話が終わり質問タイムがあった。

 「よく言われる守護霊やカルマ、前世についてどう思われますか?」と誰かが質問した。この種の講演会では必ず出てくる質問である。すると彼はよどみなく答えた。

 「それはたいそう神秘的だね。仏教では前世も来世も存在する。でも、いったいそれが何なんだろう。そんなことは忘れてしまいなさい。そのことに心を奪われて、今の人生を生きることを忘れてはいけない」

 そして、次の質問者がマイクを握り、

 「何かに取り憑(つ)かれているのですが、どうすればいいですか?」

 それに対して、ダライ・ラマは英語でこう答えた。

 「I don't know」

『神はテーブルクロス』より ― P125
神はテーブルクロス神はテーブルクロス
須藤 元気

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須藤元気の考察は、とても的(まと)を得ていると思う。
スピリチュアルに生きることは特定の物事に凝り固まったり拘ったり頼ったりするものではなく、もちろんブームなどではなく、人間としてあるべき姿の自分に向き合うことだと感じている。その最も分かりやすく表現されたエッセイとして須藤元気のこの著書や、その他のものは初心者にも上級者にもおすすめしたいといえます。敢えていえば、スピリチュアルの初心者や上級者などなく、人間としてどう生きているかが問題なのですが。
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スピリチュアルな想いを形に
2007.11.03 Saturday | Category[2]スピリチュアル:バシャール×須藤元気 | comments(2)

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スピリチュアルな想いを形に
2020.05.17 Sunday | Category- | -

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あはは、面白いです。ダライ・ラマは、とても好感のもてる人物のようです。ユーモアのセンスががあるのも、他の聖人や賢者と共通していますね。今をどう生きるかを実践的な方法で悟らせてくれるのが、ありがたいところだと私は思います。

賢者の教えを実践するときに重要なのは、やはり勘だと思いますね。自分にとって何か感じるものを、巡り合わせで受け取り、実行し、それによって何が変わったか(感じたか)を検証していく作業…。面白いです。

私は主に、ある種の瞑想を毎日行っており、自分の感性を高める作業中です。テルテルさんは、自分の勘を磨く何かを実践していますか?では。
| 整体Cさん | 2008/06/02 11:28 PM |
どうも、整体Cさん。

お茶目な人やお馬鹿なことを言ったりする人って意外とすごいです。
どこまでが狙っていて、どこまでが素なのか。
天然さんは意外とバカにできない存在です。これは個人的な経験。

> テルさんは、自分の勘を磨く何かを実践していますか?

特に何もやってないです。
神棚と仏壇に毎日手を併せるくらいかな。実践といえばそのくらいで。
勘で生きているようなお気楽屋なので、これからも勘任せです。
気ままに呑気にです。

| テルテルさん | 2008/06/03 12:13 AM |










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