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スピリチュアルな想いを形に
2024.01.15 Monday | Category- | -

〔キリスト密教〕ジョシュア・イマヌエル キリスト―地上での生涯とその教え
スピリチュアルラボはJUGEMブログを利用していますが、最近ではスマートフォンでブログを読んでいる人がほとんどのようで

JUGEMブログのスマートフォン向け表示は読みづらい問題もあってミラーブログをFC2で作成しました。先日の記事から同じ内容をアップしています。メインブログが表示上読みづらい場合ご利用下さい。
http://spilaboteru.blog.fc2.com/

20世紀のキプロスで卓越したスピリチュアルヒーリング(霊的治療)と霊能力で、若干7歳の頃から大人相手にスピリチュアリズムの霊的サークルを主催していたスティリアノス アテシュリス博士[1912-1995年]、通称・ダスカロスが晩年に著した「キリストの物語と霊的教え」の全訳です(ダスカロスとはギリシャ語で“先生”という意の敬称なのでダスカロなどと呼び捨てで使うとのこと)。
ダスカロスについて、欧米ではメイン大学教授マルキデス氏が書いた取材書 "The Magus of Strovolos" ,邦訳書『メッセンジャー ストロヴォロスの賢者への道』によって、彼の存在が広く知られ、当時から霊的治療に興味がある人たちの間では比較的著名な人物ですが、邦訳書が出版された日本では現在でも精神世界に大変興味がある人の間でも、それ程知られていません(彼は分け隔てなく無償で庶民から外交官,ギリシャ王室の皇太子などが相談事をしたりする霊能者だったそうで、彼の訃報が1995年当時のキプロス紙に載る程だったそうです)。

彼が霊的教えのベースにしていたものが“キリストの教え”。そして、それに加え、過去世の一つである記憶から古代エジプト宗教からの影響も入っており、独特な霊的教えとなっています。

一般的なキリスト教(カトリック・東方教会など)の教えを学んだ信者の方が読んだとしたら、キリスト教会で使われている聖書の物語で共通点はあるものの“霊的教え”部分では〈キリスト系の密教的教え〉のため意味が分からず面くらってしまうかもしれません。

例えば、こういった話。

人が自ら思う事で生み出すことができる霊的エネルギーをダスカロスは“エレメンタル”と表現します。ちなみにエレメンタルについての説明は神智学協会の霊能者2人が共著した『思いは生きている―想念形体』などからも知ることができます。

善い想いを建設的に思う事で生み出すことができる霊的エネルギーを〈天使的な想念〉、邪悪な想いで破壊的に思う事で生み出されてしまうものを〈悪魔的な想念〉といいます。日本では天使的想念を式神と呼べるでしょうし、悪魔的想念を生霊と呼ぶでしょう。

そのエレメンタルは生み出した人の元を出て、他の人に飛んでいきますが、どこにも標的になる者がいないと出した本人の元に、似た霊的エネルギーをたくさん連れて返ってくると説明します。呪った相手に効かないと自分の元に戻ってくるという霊的なこの話は聖書〔ルカ11章24〜26〕「汚れた霊」の説明で語られています。

キリストであるジョシュア先生が聖書で説いている話が、どのような意味で語られていたのか。先生に向けられた、弟子や信者からの質疑応答部分として描かれている教えが、物語以上に興味深いものとなっています(巻末に用語集がありますが初学者にとっては邦訳語が難解すぎる箇所もあるかもしれない)。

まずは『ストロヴォロスの賢者』から読み始める事を勧めます。

私は10年前、イギリスのスピリチュアリスト協会でスピリチュアルヒーラーの教師長をしていた開堂 慈寛氏(『霊媒(ミディアム)神秘修行 イギリスへ』の著者)のホームページで推薦図書からダスカロスを知り、それから継続して独学していますが、世界各地の霊的教えの導師や教師の教えの中でもキリスト系密教を真摯に学んでみようと思う方にはダスカロスが教えたものは最良の部類に入るものだと感じています。

ダスカロスが教えたのは キリスト系の密教ですが、インドのパラマハンサ ヨガナンダ著『人間の永遠の探求』,シュリ オーロビンド著『神の生命(いのち)―霊的進化の哲学』,ラマナ マハルシラマナ・マハルシとの対話』など、インドにたくさんいる聖者や導師たちの教えなどとも共通点がありますし、イギリス発祥のスピリチュアリズム、近代の神智学ルドルフ シュタイナーエドガー ケイシー転生の秘密』などの教えとも相通じる部分もあるように思います。

ダスカロスの存在を切っ掛けに精神世界について知り、新たな価値観で人生が送れるようになる事になれば「世界を変えたり、王国を持つこと」に興味がなく、それよりも「眠りながら生きている人類の魂を目覚めさせること」に生命を捧げた聖書の物語が今も読み継がれている意味が解るかもしれません。


写真で分かるようにハードカバーで重量がある本書。洋書のように、もう少し読みやすい重量とペーパーバックにしてもらえると嬉しいです。またはKindleにしてくれるといいなと思います。
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スピリチュアルな想いを形に
2017.06.25 Sunday | Category[2]スピリチュアル:探究書 | comments(0)

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2024.01.15 Monday | Category- | -

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